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ワープーになりたくない生物系学生は数学を勉強せよ

~生物系・農学系の就職について~

自分は『とにかく研究開発職に就きたい。でもドクターまではどうかと思うけど、マスターくらいは出ておきたい!!』と思い、なんとなーくな感じで、大学院へ進学しました。しかし、これがかなり危険であることを今になって身をもって分かりました。

正しい。笑っちゃうくらいに正しい。
周囲のバイオ出身者を見ていて、つくづくそう思っている。

ただし、そうなってしまう理由として、以下の認識は間違っている。
「バイオ批判」 まとめ 生物系の学部・学科を目指している人へ


自分の経験から思ったことなんですけど、生物系・農学系は医歯薬と違って資格という資格も無いので、修士へ進学することも結構危険で、博士へ進学することはもっと危険なのだと実感しました。なぜって社会のニーズが本当に無いんですもの。

大学で教えたことがあれば嫌と言うほどわかるが、そもそも、どの分野にせよ、日本の多くの大学で教えていることは、そのままの形でビジネスに役に立つことなんてほとんど無いのだ。

つまりは、「ねるねるねるね」 とは、生物学系の実験室で行われている実験作業というものが、「ねるねるねるね」 を作るということと同レベルに簡素で、続けていても何の身にもならないことを意味するものです。

分子生物系実験室で使われる試薬などはすべてキット化されており、キットを開いて説明書どおりに手を動かせば、誰でも簡単に、あなたのオカンでも簡単にその場でできてしまいます。
生物系では、この単純な作業を延々と続けるわけです。


ニーズのある技術を身につけても、その上手なプロモーションをしたり、その応用を考えたりってできなかったら、それじゃあ、結局、少し他人にとって使い勝手のいいドカタでしかない。
ワープーの看護師や歯医者なんて、いっぱいいる。

もし、「ドカタ」をしたくないのならば、必要なことは、そういう「技術」じゃない。
もっと応用の利く「法則」を学ぶことなのだと思う。

たぶん、生物系出身者に比べて、理数系出身者のほうが給与が高めになるとしたら、前者が、さまざまな事物を列挙するだけの「博物学」であるのに対して、後者が、(時にあまりに大雑把な単純化をしているにせよ)「法則」を志向する態度を身につけるからだろう。大雑把でも応用の利く「ルール」を考えることは、ビジネスのためのしくみを考えるためにも良いトレーニングになる。それに、「博物学」の応用分野は、その性質からして労働集約的なビジネスになりがちなのだ。

もちろん、これは、大学の出身学部がどうであれ、個人としての努力でどうとでもなる話でもある。

だから、ワープーになりたくない生物系学生は、自分で時間を作って数学を勉強しなさい。

僕自身、学生時代に数学を学ぶ時間をもっと作るべきだったなと思っている。
もちろん、今からだって遅すぎるってことは無いので、いまも勉強しているわけなのだけれど。

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