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新型インフルエンザワクチン接種のスタンバイチケット

表題みたいなサービスが出来ないかなと、ここ最近思っている。
新型インフルエンザワクチン、もし、あまっているところがあったら、お金は出すから接種してほしいっていうひとはいっぱいいるんだと思う。でも、これが、時間帯によっては結構あまっているのだ。

話は、悪名高い10mlバイアル(薬液11.2ml入り)で提供される新型ワクチンの話。
これが、僕の知っている施設では、どこでも、夕方になると結構余っているのだ。
で、あまったものは、相当量が廃棄されている。

これがもったいないってことで、どこかの病院では職員の子供たちに接種したらしい。
どこかの新聞で、非難されていた。

インフルエンザワクチンの一回の摂取量は、成人だと0.5ml。小児だと年齢に応じて0.1~0.3ml。
10mlバイアルには11.2ml入っているから、成人だと22人接種できそうなものだけれど、実際にはそんなには接種できない。
なんでかっていうと、ワクチン薬液の10ml容器から注射器に移しかえるたびに注射針の内側に残る薬液とか、容器の内側にくっついて注射器で吸い出せない薬液とか、わずかなロスがあるから。
この薬液のロスは、注射液を注射器に移し変えるたびに少しずつ発生するので、実際に注射できる人数は、成人だと18人から20人くらいでばらつくことになる。小児だと、ばらつきはもっと大きくて、幼稚園児だと40~50人程度、小学生だと29~34人強くらいだと思う。
現実には、予防接種を受ける人の中には、子供と大人が混ざっているので、よく分からないけれど。

現在、ワクチン接種を希望する人は、みんな、予約をして来てもらっている。予約をしてきてもらったのにワクチン接種を受けられないという人が出てはいけないので、予約の受付数の上限は、さっきの接種可能者のバラつきの下限の数字にする必要がある。

で、そうすると、夕方になると、日によっては、わずかながらワクチン薬液が余る(もちろん、ほとんど余らない日もある)。
余った分って言うのは、「小学生なら2人分」とか「大人だったら1人分」とか、まあ、そんな感じ。

ワクチンのボトルは、一度開封して針をさしたら、汚染を避けるために、その日のうちに使い切らなくてはならないルールになっている。
だから、その日のうちに来てもらえたら、その日に限り接種できる薬液が、たとえば、小学生一人分とか、あまっちゃうわけだ。

くだんの、職員の子供に余ったワクチンを打っていたことを非難された病院は、たぶん、夕方になって、ワクチンを廃棄するのはもったいないということで、手近にいる小学生を集めたのじゃないかなと思う。

で、現在、多くの病院では、夕方になると余るワクチンを廃棄している。
ひじょうにもったいない、と思う。

もちろん、これ、そもそも10mlバイアルなんかでワクチンを供給するから起こった問題なわけで、この問題の責任は、このバイアルを使うことを決定した厚生労働省にある。

とはいえ、現場にいると、やはりもったいないと思う。

スタンバイチケットみたいなこと、できないだろうか?

こういうサービス。


新型インフルエンザワクチン接種を希望する方へ

厚生労働省の発表する接種スケジュールでは、まだ予防接種を受けられない方でも、すぐに予防接種を受けるチャンスがあります。
あなたが、予防接種のために時間を取れる日をスタンバイ登録してください。

もし、その日の夕方、ワクチンが余った場合、スタンバイ登録された方を登録順に呼び出します。
ワクチンが余らなかった場合は、連絡はしません。
連絡は、午後4時から7時までの間に行います。
この時間帯は、病院から呼び出しがあった場合、30分以内にくることが出来る場所で、携帯電話で連絡がつくようにして待機してください。

たぶん、行政の横槍が入ってストップがかかると思うんだけれど、でも、ワクチンを捨てるよりはいいと思うんだよね。

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