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AIの森

以前に書いた記事の一部を再掲載

twitterには、人工知能が集まってくるかもしれない。
以前、一種の人工知能のような機能を持ったウェブサービスを設計していたことがある。それは、ウェブのフォームを介してユーザーがする質問に専門知識に基づいて答えてくれる、一種のエキスパートシステムだった。でも、このシステム、結局は、問題が多すぎて、商売としては成立しなかった。
最大の問題は、サーバーの負荷が大きすぎ、またメンテナンスの負担も大きすぎたこと。ウェブフォームからの質問に答えるために必要なDBアクセス負荷と計算負荷(DB内部のデータに基づいて、確率計算をしていた)が膨大で、また、計算に使ったアルゴリズムは、分散処理には不向きなものだった。そのため、少しアクセスが増えるとサーバーが負荷に耐えられなくなることが多かったのだ。
いま、類似のサービスを作るとしたら、twitterのbotとして実装すると思う。まず、twitterサーバーがユーザーからの直接のアクセス負荷をさばいてくれるのだから、サービス提供者は大規模なウェブサーバーを持つ必要がない。また、twitterのbotであればユーザーの質問にリアルタイムで答える必要はない。botに対して行われる質問を順番に待ち行列に入れ、それを順番にさばいていけばいいのだ。ユーザーのアクセスが増えれば、若干ユーザーの待ち時間が増えるかもしれないが、それだけのことである。
それに、人工知能的な機能を提供するサービスにとって、チャット相手になるbotという外見は、わかりやすいアナロジーだとも思う。
今は、まだ、twitterのbotは大した機能がないものが多いけれど、将来、twitterはたくさんの人工生物、人工生命がさえずり合う、「AIの森」のためのプロトコルになるかもしれない。

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